ペルシャからの伝来 ファラジ　

オマーン国内に３千以上も残っている灌漑水路システムのファラジは、世界遺産に登録されています。ファラジの発祥に関しては諸説がありますが、３世紀から７世紀にかけてオマーンを支配したササーン朝の影響が強いと言われています。 メソポタミアが発祥と言われるカナートと呼ばれる水路システムは、ペルシャ帝国に引き継がれ、帝国内のオアシス都市の発展に貢献しました。 現在のホルムズ海峡を挟んで地理的にペルシャと近かったオマ ーンは、帝国からの影響を強く受け、山地から水を引いてオアシス内に水路を張り巡らすこのファラジの文化も伝わりました。オマーンには現在も、オアシスのナツメヤシ農園や、伝統的な人々の暮らしの中でファラジを流れる水が利用されています。

• 灌漑用水路「ファラジ」
• たわわに実るデーツ（ナツメヤシ）
• 乾燥させたデ―ツは保存がきき栄養価も高い

アクアティックハイキング　

アクアティックハイキングの際の持ち物は、水着（女性はラッシュガード着用が望ましい）、水陸両用サンダル、防水可能の施されたカバン。また、カメラをお持ちになる場合は、必ず水中カメラをご用意ください。日中は日差しが強く照り返しがきついので、帽子やサングラス、日焼け止めも必携です。

ワディ・バニ・ハリッド

村の果樹園を抜け、静かに流れるワディの奥へ。ワディ・バニ・ハリッドは全行程およそ５時間。途中ピクニックランチや、休憩を繰り返しながらゆっくりと進みます。一部、緩やかな流れの川の中を数十メートル以上泳いだり、簡単な飛び込みが必要な箇所もあります。また、高低差はありませんが、大きな岩の登り下りを繰り返す箇所もあります。ところどころに非常に透明度の高いプール、エメラルドグリーンのグラデーションが美しいプールがあるので、潜ったり飛び込んだりしながらお楽しみください。

ワディ・シャーブ

ワディ・シャーブでのアクアティックハイキングは、基本的には歩道ができ上がっており歩きやすいルートです。奥まで歩いて行くと美しいプールが出現しますので、そこから泳ぎ始めます。さらに奥まで行くと、素晴らしい景色が！（ここでは詳細は伏せておきますので、現地にてぜひお確かめください）。

• アクアティックハイキングでワディを楽しむ
• ところどことに現れる真っ青なプール
• 透明度の高い綺麗な水の中へ

■スタンダードホテルプラン

マスカット：ムトラホテル Mutrah Hotel

設備の整ったファミリー向けのホテル。港に近く周辺の散策もお楽しみいただけます。

• ムトラホテルの客室の一例
• ムトラホテルのレセプション

ニズワ：アル・ディヤールホテル Al Diyar Hotel

ニズワのスークにほど近い観光に便利な立地。２つの屋外プールがあります。

• アル・ディヤールホテル外観
• アル・ディヤールホテルの客室の一例

ワヒバ砂漠：デザートキャンプ Desert camp

砂漠でのキャンプをお楽しみください。テントは常設で、ベッドやテーブルが備え付けられています。

• デザートキャンプのテントの一例
• デザートキャンプのテントの一例