コース番号:IFD76
最後のアジアライオンの暮らす森
ササン・ギル国立公園 2泊3日
ご家族やご友人グループでのご旅行にもおすすめ!2泊3日で訪れるグジャラート、インドの森サファリへ!
11月~3月はグジャラートの旅のベストシーズン。水場に動物が集まりやすい3~5月も動物観察に適した季節。
- 2泊3日
- グジャラート
- 専用車
<料金・詳細はお問合せください>
アジア・ライオンが暮らすたったひとつの森
一度は絶滅しかけたアジア・ライオン。人々の努力により復活し、現在は400頭以上にまで回復しました。そのアジア・ライオンが暮らすたったひとつの森ササン・ギル国立公園へ。アジア・ライオンのほか、インドの森ならではの野生動物チータル、サンバー、ニルガイ他多数の野鳥を観察することができます。
歴史有るジュナーガルを見学
ジュナーガルでは、紀元前300年代に造られたと言われるウパルコート砦、精緻な細工が施されたイスラム建築の霊廟マハーバト・マクバラーにご案内いたします。
オプショナルにてサファリの追加手配も承ります
本プランには2回の専用車によるサファリが含まれていますが、ジュナーガルの観光に代えてサファリをお楽しみいただくことも可能です。サファリは回数に応じて許可取得手続きが必要となりますので、追加手配をご希望の場合はお早目にご相談ください。
最期のアジア・ライオンが暮らすインドの森 ササン・ギル
-Gir Forest National Park & Wildlife Sanctuary-
1965年に設立されたグジャラート南部の国立公園で広さは1,412平方キロ。そのうちの258平方kmは国立公園として完全保護下にあり、1,153平方kmは保護区となっています。 ギル野生動物保護区は最後のアジア・ライオンが生息することで知られています。学術名Panthera leo percicaと呼ばれるライオンは、古くはメソポタミア、古代ペルシャ文明のレリーフにも登場し、現在のイラン・イラク・パキスタン・インドの南部地方に広く生息していました。現在はこのギル野生動物保護区にのみに残る貴重な存在となってしまいました。 ギルの森林は1900年代初頭にジュナーガルの王族が保護区とされ、そのころにはトロフィー・ハンティングによる乱獲のためアジア・ライオンの数は15頭にまで激減していました。その後の政府の森林局やNGOの人々の努力により、このギルの多様性ある落葉樹の森でアジア・ライオンはその数を増やし、2010年の調査では411頭(雄200頭、雌180頭、子供100頭)にまで回復しています。
ギル国立公園は乾燥したチークと広葉樹林の森、東部にはアカシアの林とサバンナが広がり、その中を7つの川が流れ4つの貯水池を作っています。300カ所ほどの動物の水場となる場所があり、暑気にはこの水が野生動物たちの命をつないでいます。国立公園の東部と西部でも気候・降水量が大きく異なり、アカシアの林やサバンナの広がる東部では年間降水量が650ミリですが、西部では1000ミリを超えます。
ササン・ギルで観察できる主な野生動物
アジア・ライオン Asiatic Lion、キンイロ・ジャッカル Golden Jackal、インド・マングース Indian Mongoose、チータル Chital、ニルガイ Nirgai(Bluebull)、サンバー Sambar、ワイルド・ボアー Wild Boar、マーシュ・クロコダイル Marsh Crocodile そのほか、たくさんの野鳥。- Spotted Owlet インドコキンメフクロウ
- Brahmany Myna ブラフニー・マイナ(九官鳥の一種)
- Tickell’s Blue Fly Catcher ティックルズ・ブルー・フライキャッチャー(ヒタキの一種)
- Chital(Spotted Deer)アクシスジカ
- Nilgai ニルガイ
- Sambar サンバー
- Marsh Crocodile マーシュ・クロコダイル
- サファリの様子
- オープンデッキのサファリカー
アジア・ライオン Asiatic Lion
かつては15頭まで減ってしまったアジア・ライオンを救ったのはThe Lion Breeding Progarmme(ライオン繁殖計画)でした。このプログラムは繁殖センターを作り、アジア・ライオンの行動を研究し人工授精を実施しました。ジュナンガールのサッカーバーグ動物園Sakkarbaug Zooの繁殖センターでは180匹の子供を誕生させ、126匹の子供たちはインド内外の動物園へと送られました。ライオンの個体数調査は5年ごとに行われています。
<アフリカ・ライオンとアジア・ライオンの違いは?>
・オスの縦がみがアフリカライオンより短い
・しっぽの房が大きい
・お腹の付近に縦の肉ひだがある
・小型
- 短いたてがみ
- お腹に縦の肉ひだ
ジュナーガル -Junagarh-
1947年のインドとパキスタンの分離の際、当時の王はイスラム教徒であったためパキスタンへの帰属を望みました。しかしながら住民のほとんどがヒンドゥー教徒であったため、王だけがパキスタンへと移住していったという歴史を持つ町です。紀元前319年に遡るウパルコート砦、インド・イスラーム建築の最高傑作とも言われる霊廟マハーバト・マクバラー、そして歴史的建築物が現在も使われている、活気あふれる旧市街があります。
- ジュナーガル旧市街
- ウパルコート砦のモスク跡
- マハーバト・マクバラー
地名 | スケジュール | |
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1 | アーメダバード ジュナーガル ササン・ギル |
アーメダバード市内のご指定の場所(空港・ホテル・ご自宅など)へ専用車にてお迎えにあがります。 専用車にてジュナーガルへ(約7時間)。ジュナーガルのマハーバト・マクバラーをご自身で見学。その後、サファリのベースとなるササン・ギルの村へ(約2時間半)。 食事 朝:- 昼:- 夜:○ ササン・ギル泊
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2 | ササン・ギル (朝のサファリ) (夕方のサファリ) |
早朝、ササン・ギルの森のサファリへ。サファリではアジア・ライオンとの遭遇のチャンスのほか、チータル、サンバー、マーシュ・クロコダイル、マングースや様々な野鳥を観察いただくチャンスがあります。 ホテルに戻って朝食後、ゆっくり休養いただきます。その後、夕方のサファリへ。 ※サファリ中はパーグガイドがご案内いたします。 食事 朝:○ 昼:○ 夜:○ ササン・ギル泊
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3 | ササン・ギル アーメダバード |
一路、アーメダバードへ戻ります(約8時間)。その後、アーメダバード市内のご指定の場所へお送りいたします。
食事 朝:○ 昼:- 夜:-
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- ササン・ギル国立公園のサファリは90日前から予約が開始されます。
- サファリの予約につきまして、1回のサファリごとにジープを予約・購入致します。 ジープは一度購入しますとキャンセル及び変更ができませんので予めご了承ください。
- ササン・ギル国立公園では1回のサファリで許可されるサファリのジープ数に制限がありますので、お早目にお申し込みください。また、お申し込みの際にはパスポートのデータが必要となります。
- インドの連休(年末年始やホーリー、グッド・フライデーなど)は非常に混み合いますので、お早目にお申込みください。
■スタンダードホテルプラン
※随時お見積り承ります | |
4名様参加(2名1室) | お問合せください |
3名様参加(3名1室) | お問合せください |
2名様参加(2名1室) | お問合せください |
1名様参加(1名1室) | お問合せください |
1人部屋追加料金 | お問合せください |
【現地発着について】
インド各地/アーメダバード間の航空券手配をご希望の場合は、その時に手に入る最安値でご案内させていただきます。
【サービス税】
記載の料金の他に、インド政府課税の物品・サービス税(GST)5.0%を別途加算させていただきます。【料金に含まれるもの】
・日程表記載の専用車( 1~2名様:インディゴなどセダン車指定 3~4名様:イノーバ指定)・サファリ費用(専用サファリジープ及びドライバー、パークガイド)
・日程表記載の各観光地の入場料
・日程表記載の宿泊費用
・食事(朝2回 昼1回 夜2回)
・そのほか駐車場代など諸費用
【料金に含まれないもの】
・サファリへのカメラ持込み費用(INR 500/1台)・個人的費用(飲み物や通信費、洗濯代、医療費等)
・ガイド、ドライバーへのチップ
- 料金は、2020年4月1日~2020年9月30日の期間中有効となります。それ以外の日付に関しては別途お問い合わせください。
- サファリが週末(土日)に重なる場合、追加料金 INR 4,000インドルピー(サファリ1回あたり)が発生します。
- 1人部屋追加料金は、2名様以上でご参加の場合の1室あたりの追加料金です。
- 大幅な為替レート(対米ドル)の変動が生じた場合には料金が変更になることがあります。お申し込みの際にご確認ください。
利用予定ホテル
■スタンダードホテルプラン
ササン・ギル:ライオン・サファリ・キャンプ Lion Safari Campテント式コテージのサファリ・ロッジらしい雰囲気のホテルです。シャワーのみの簡素な設備ではありますが、サファリの気分を味わうにはおすすめのホテルのひとつです。
- 客室外観の一例
- ダイニング
- 客室の一例
- 客室のシャワー
- ご予約時に満室の場合は、他の宿泊施設をご案内させていただく場合がございます。
- 延泊手配も承ります。お気軽にご相談ください。