ダラムサラは「雪山の州」を意味するヒマーチャル・プラデーシュ州に位置し、標高約1,800mの涼しい丘陵地帯にあるためイギリス統治時代にはイギリス人たちの軍駐屯地及び避暑地となっていました。1905年の壊滅的な大地震で多くのイギリス人が麓の谷に移らざるを得なくなり、1947年のインド独立以降、イギリス人はこの地からいなくなりました。

1959年、ダライ・ラマ14世がインドに亡命し、このダラムサラにチベット亡命政府を樹立して以来チベット仏教文化の拠点となり、「リトル・ラサ」とも呼ばれています。インドの初代首相ネルーはその地理的・気候的条件はもとより、閑静で静穏なこのダラムサラの地をチベット難民のために選んだと言われています。

現在は、チベット人が居住し、長期滞在の外国人旅行者のたまり場としてマクロード・ガンジがにぎわい、おしゃれなカフェもたくさんある避暑地的な雰囲気のある場所です。

• マクロード・ガンジのチベット寺院
• チベットの小物を売る屋台もたくさん

• おしゃれなカフェもあります
• ナムギャル僧院

ダラムサラでダライ・ラマの法話を聞く

まずは公式ホームページhttp://www.dalailama.com/でダラムサラでの法話のスケジュールをチェック。その滞在に合わせて旅行計画を立てます。尚、この期間中のダラムサラは当然ながら混み合いますので、マクロード・ガンジの宿を希望の場合は早めの手配が大切です。ダラムサラに到着したらダライ・ラマ公邸の事務所でパスを申請。写真2枚を持参し、用紙を記入します。その場でパスが交付され、あとは法話に合わせて出かけます。法話の前には公邸から寺院へ移動するダライ・ラマ14世を間近に見ることもあります。法話が始まると、レンタルのラジオを使って各国言語で法話を拝聴することができます。

マクロード・ガンジのベストロケーションともいえるホテル。カフェからのカングラ谷の眺めも良く、ヨガのクラスもあります。

• ペマタン・ゲストハウス　外観
• ペマタン・ゲストハウス エントランス

マクロード・ガンジの下の通りに位置し、日本食もあるルンタ（風の馬）レストランの近く。部屋の内装はかわいらしいチベット風のデザインです。

• エイト・オウスピシオス 客室の一例
• エイト・オウスピシオス 食堂

こだわりのホテルに泊まる　※オプショナル

さらにダラムサラには下記にご紹介するような個性派ホテルもございます。ご希望に応じてお見積もり・手配をさせていただきますので、お問い合わせください。

ノルブリンカ文化芸術研究所の経営する Hotel CHONOR HOUSE

マクロード・ガンジとダライ・ラマ法王公邸＆チベット寺院のそばにあり、チベット建築と内装で飾られたホテル。わずか8部屋しかない客室はダラムサラでも一番の雰囲気と設備を持っています。

• 客室の一例
• サロン
• ノルブリンカ特製グッズのショップも